数年前の話ですが、私の大切な友人(40代)に、会社を独りで経営し、
「あの人なら大丈夫」
という絶大な信頼を得て
安定運営してきた方がいらっしゃいました。
しかし、
●独身
●お母様の看病
●お兄様の看病
などが重なり、
ご自身も体調を壊して、入院されたのですが、
40代の若さで、帰らぬ人となりました…。
当時、連絡が付かなかったので、
「きっと忙しいのだろう」
と思っていたのですが、まさかの報告に驚いたのを覚えております。
生物の死亡率は100%
この歳になると、友人が亡くなったという報告を度々聞くようになりました。
とても悲しいのですが、そのたびに、
「生き物は死亡率100%、諸行無常」
と言い聞かせる様にしています。
同世代の友人が亡くなると骨身にしみて感じるのが、
「一日一日を大切に生きよう」
ということです。
一日一日を大切に生きるためのポイント
多分一度しかない人生、人の顔色をうかがわず、かつ、ご迷惑にならない程度に自分の道を切り開き、謙虚かつ大胆に邁進したいものです。
それはそうとして、性格的にまじめな方は、弱音を吐かず、独りガマンして、結果的に心身に支障を来す傾向があるそうです。
ガマンすることは大切ですが、無理は長くは続きません。
ガマンよりリラックス
診療で感じることですが、飼い主さん達も、ペットのために「無理」している方は少なくありません。
どうぞ、ご自愛ください。
「おめぇーもな」
と言われそうですが、私は、シルバメソッドという能力開発講座の公認インストラクターでもありますから普段から疲れ果てない様、小まめに適度なリラックスを心がけているので、疲れ果てるのは深夜3時頃です。
血圧を低く維持出来ているのは、そのお陰だと思います。
(上107、 下70)
あなたがペットロスになっても「あの子」は帰ってこない
全ての生き物の死亡率は100%
いつ死ぬかなんて誰にもわかりません。
長生きしたから勝ちで短命だから負けというわけでもなく、
名を残したから勝ちで名を残せなかったから負けでもなく、
元気だったら勝ちで病気になったから負けでもなく、
みな、ふわっと生まれて、す~っと生を終えるものです。
ペットロスになって悲しんだからといって、あの子が戻ってくるわけでもございません。
逆に、虹の橋を渡りながら振り返ったとき飼い主が笑顔で見送ってくれたら
「今までありがとう!
これで安心して生まれ変われる!」
(動物は生まれ変わりが早いとか)
と思ってくれるかもしれません。
いざという時に、冷静に判断・行動できるために
別れはある日突然やってきます。
ペットロスになったからといって、それが勝ちとか負けということではございませんが、そんなときにうろたえずに、
「何ごとも順番」
と、落ち着いて言える様、日頃から「健全な死生観」を身につけておきたいものです。
そんな時に大事にしたいのは、人生の大先輩(おじいちゃん・おばあちゃんなど)の「経験に基づく、現実的な」考え方、ご意見です。
しかし、そんな方が近くに見当たらない場合は、子供の頃からペットと暮らしていて、健全な死生観をお持ちの方とお話しすることが、考え方の基本となっていいと思います。
そんな方も見当たらない…という場合は、ぜひ、こちらの教材をご活用下さい。