急な体調不良になったら

病気・症状 診療

このところ

「昨日まで元気だったのに、突然体調不良になりました。
『新型インフルエンザウイルス』も流行っている様だし、心配です。
他にも重症な子が診療の順番を待っているのはわかりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

というご依頼をいただいております。


冬に近づくにつれて、空気も乾燥し、空気感染する病原体が感染→発症することが多くなってきます。

「空気感染する病原体!?」と驚かれる方がいらっしゃいますが、
私たち人間も無菌室で暮らしているわけではありませんし
私の腕にもカビが暮らしている様に(風呂に入っていたとしてもです!)
飼い主さんも職場や学校でいろんな病原体を肺に吸い込んだり、体表に付着させたりして帰ってこられます。

それを愛犬・愛猫・愛フェレットなどが吸い込むことは普通に起こっています。


ただ、通常は、呼吸器の粘膜に存在する防御システムにより、咳や鼻水、目やになどで排除されます。
感染したからといって、発症するとは限りません。

しかし、何らかの事情(粘膜の調子が思わしくない、許容量を超える感染があった等)で
粘膜の防御システムで排除しきれないことがあります。

すると、それがきっかけで急な体調不良になることがあります。


これを防止するには、加湿器を使うことが重要です。

というのも、呼吸器粘膜が乾燥して、粘膜の排除メカニズムが働きにくくなることが
一番の問題だからです。

ただ、加湿器の中にカビや細菌が繁殖していると、それが原因でさらに病原体を室内にまき散らすことになりますので、定期的にしっかりと洗浄することを忘れないでください。

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