ストルバイト尿結晶、逆くしゃみ、尿漏れ、ふらつき、後肢を舐めるかじる、肉球が硬い、身体を掻く→原因を探って減らして改善!
7歳の犬が
● ストルバイト尿結晶
● 逆くしゃみ
● 尿漏れ
● ふらつき
● 後ろ足を舐めるかじる
● 肉球が硬い
● 身体を掻く
ということでご来院…
「症状を消すだけでは、根本的な解決にならない…一生薬と療法食でコントロールするのは抵抗がある!」
と考えた飼い主さんは、須崎動物病院 福岡移動式診療所にお越しになりました。
もちろん世の中の大多数の飼い主さんがそうであるように、「一生薬と療法食でコントロールしていきましょうと獣医さんにいわれたから…」と
諦めてもいい!
抗ってもいい!
どちらでもいい!
全て飼い主さん次第!
知っているか? 知らないか?
知っていても行動出来るか? ためらうか?
全て飼い主さん次第!
そしてこの飼い主さんは「抗いたい」と思ったというだけの話!
そして指示されたことを正確に実行した「2ヶ月後」…
● 逆くしゃみはなくなった!
● 尿漏れもなくなった!
● ふらつきもなくなった!
● 後ろ脚を舐めるかじるもなくなった!
● 口の周りの毛が生えてきた!
● 肉球がクリームなどぬっていないのに柔らかくツルツルになった!
● 身体を掻くのはかなり減った!
● ストルバイト尿結晶は検査待ち!
と、状態は明らかに改善したそうです!
それもこれも、飼い主さんの努力のお陰です。
もちろん、薬で
● 数字合わせ
● 症状を抑える
選択肢もありだと思います。
ですから、
「一生薬や療法食と付き合うしかありません」と言われたからと、受け入れるのもひとつ。
「いや!私は『往生際が悪い』と言われても諦めない!諦めの悪い飼い主なのだ!」と行動するのもひとつ。
選択したなりの結果になるだけです。
もちろん、努力したから必ず報われるとは限りません。
しかし、望む結果を出した人はみな【効果的な努力】をしてくださっています。
私はどの選択肢も飼い主さんが納得して出した結論ならそれが一番だと思います。
私からは何も押し付けません。
ただ、須崎動物病院は、たとえ行き詰まっていたとしても「諦めないと決意した飼い主さん」を応援しております。
そして、
「なぜ、この病名と診断されるにいたったのか?」
「何が根本原因でこうなってしまったのか?」
「原因を減らして症状が出続ける理由をなくすにはどうしたらいいのか?」
を考え、探って、減らすことで、飼い主さんにお役に立てる様、日々研鑽しております。
最後に、「本気で治したい!」と気合いを入れてがんばってくださっている飼い主さん達も、いつもありがとうございます。
追伸1:その後の尿検査の結果、ストルバイト尿結晶は消えていたそうです。
「手作り食から療法食に変えるように!」とおっしゃっていた、かかりつけの先生は、その結果に「???」となっていたそうです。
「療法食でないとストラバイト結晶は治せない」なんて話がありますが、「このケースでは」そうではなかったようです。
追伸2:病気の根本原因はひとつではありません。
症状が同じでも根本原因が変わることもあるし
根本原因が同じなのに症状が変わることもあります。
ですから、この子のケースが他の子のケースに合うとは限りません。
合わないどころか、この子のケースで行った事が、他の子のケースでは悪化する可能性もあるので(実際過去にあって、ご迷惑をかけた経験があります)、私からこの子のケースでどうしたとかいうことはヘンな先入観をもたらす可能性があるので、これ以上余計な情報提供をするつもりもございません。
「具体的にどうするか?」は、根本原因の種類や場所、量は【個々で異なる】ので、お近くの信頼できる獣医師に【根本原因】を探ってもらって下さいね♪