「季節の変わり目」だから具合悪くなるのか?
実際、季節の変わり目に体調が悪くなる…という飼い主さんは少なくありません。
特に9−11月、2−4月は、須崎動物病院の診療がとても増える時期で、
飼い主さんの体調が悪くなる→ペットの体調が悪くなる
というケースが目立つ印象を受けております。
しかし、症状が出るのは不快ですが、
免疫システムが作動しなければいけないようなこと
つまり、異物の処理をしているから症状が出るわけで
「症状が出る=解決しなければならないことがある」
という意味であり、
「身体がおかしくなった…わけではない」ことを
共通認識にしておきたいなと思います。
それは「再発」「悪化」なのか?
今後、落ち着いていた症状が再発したり、
治療を開始して何か症状が出てきたら……
「悪化した…」と解釈するのではなく、
「何か手つかずだった原因に着手し始めた!処理出来る様になった!」
あるいは
「何か原因が補充された!」
という解釈にして、解決思考で取り組んだ方が建設的だと思います。
それは「体質」なのか?
また、同じ事を繰り返すのを「体質だから…」などと受け入れるより、問題を解決するために、どう考え、どう対処しようと考える方が健全だと思いますので…。
黄砂のシーズン…
また、しばらくするとこれまた毎年、2〜4月になると「黄砂アレルギー」と思われる様な、「様々な症状」が出る犬猫が時期的に目立ってきます。
その時期までに原因をある程度減らしておくことで、症状が出にくくなることも経験しております。
もし、「季節の変わり目に具合悪くなる体質だから…」という印象をお持ちでしたら、それまでの間に、原因を減らす取り組みを「原因療法に取り組む動物病院」で、担当獣医師の指示に従い、やってみるのもいいかもしれません。