目次
腎臓病とクレアチニンの関係
腎臓の目詰まりの指標に「血漿クレアチニン濃度」があります。
クレアチニンの検査数値が高ければ高いほどヤバイ状態を意味します。
目安としては、1の後半からヤバくなり、
5を超えたら終わり…(いつどうなってもおかしくない)
とお考え下さい。
もちろん、この数値は目安で、機械によって基準値は変わってきます。
愛犬が2017年4月に腎臓病と診断され余命宣告
東北のある街に、
10歳の白い毛の犬(♀、避妊済み)
と暮らしている飼い主さんがいらっしゃいました。
2017年4月に嘔吐などの症状が止まらず、動物病院で検査していただいたら…
4月17日に腎臓病のステージ4と診断され、
「4月を超えることはないかもしれない…」
と、余命宣告されました。
腎臓病用の療法食を食べさせるものの
嘔吐を繰り返していました。
幸いなことに
4月を超えてもまだ生きてくれていましたが
という経過を経て、
クレアチニンが徐々に減ってきたのですが、
基準値(この動物病院では1.8)に
下がってくれはしませんでした。
そんなわけで、
1月21日に須崎動物病院にお越し下さいました。
この時点では、
●嘔吐が止まらず
●体重が減ってきた…
という状況でした。
療法食でも変わらなかった症状と減りきらない数値
須崎動物病院ではいつものように
●根本原因を探り
●根本原因を減らして、体の処理能力の範囲にし
●症状が出る理由がなくなるようにしよう
と、取り組みはじめました。
私は特にコメントしなかったのですが、
飼い主さんの判断で、
【かかりつけ医から処方されている薬は全部やめた】
そうです。
そうしたら…
と、基準値内に落ち着きました!
クレアチニンの値が、7.3で余命宣告されたところから
1年8ヶ月がんばって、基準値内に!
CREが7.3→1.7
もちろん、飼い主さんもアレコレ取り組まれていらしたので、
色々な複合技で落ち着いたのだと思います。
ここでお伝えしたいのは、
「クレアチニンの値は一度上がると下がることはない。」
と聞いてきたし、どこにでもそう書いてあるが、
このケースでは、
余命宣告されるレベルの所から本来の状態にまで落ち着いてきた…
こういう経験をさせて頂くと、
身体には素晴らしい調整能力、修復能力、復元能力があると感じずにはいられません。
対症療法では余命宣告せざるを得ない…
対症療法では、根本原因をさぐる術もないため、
根本原因は残したままになる可能性が高く、
それゆえ経験的に余命宣告されるのは仕方ないのかもしれません。
誤解なきよう捕捉しますが、
対症療法が悪いと申し上げているのではありません。
世の中には万能の方法・ツールはないという確認をしただけです。
原因療法で原因を減らしたら予測不能
しかし、
原因療法的に身体を調べて根本原因を探して減らすことが出来たら、
今までの常識(余命宣告)が予測不能になってきます。
今回も、【偶然にも】そんな風になったのかもしれません。
もちろん、万能のツールはありません。
このケースだって、数ある可能性のうちの一つに過ぎません。
しかし、こんなことがあるかも知れない事を知っておくのも
悪くないのではないかと思います。
須崎動物病院には
●日本全国から
●選りすぐりの具合の悪い愛犬・愛猫が
●気合いの入った飼い主さんに連れられて
やってきます。
そんな飼い主さんの期待に応えられるよう、日々、自己研鑽していきたいと思います。
この飼い主さんの様に、愛犬・愛猫が腎臓病で余命宣告されたとしても
何か他にあるのではないか…?
諦めが悪いといわれても気にしない!
私は往生際が悪い生き方を選んできたのだ!
何か他に打つ手があるのではないだろうか…?
という方は、
ぜひ、お近くの原因療法的に東洋医学的手法を使っている動物病院で
●正確には何が体内で起こっていて
●何が根本原因で
●それを処理能力の範囲内にまで減らすにはどうしたらいいのか?
を探ってもらって下さい。
「それまでの間に、情報やヒントが欲しい…」
という方は、こちらの教材をまずはご活用下さい!
あなたのせっかくの努力が空回りしないよう、
効果的に取り組めるよう、
現場の生きた情報、結果につながる情報をご活用下さい!