眼球にできた扁平上皮がん→手術→再発→原因療法→寛解への道!

がん・腫瘍

眼球にできた扁平上皮がん→手術→再発→原因療法→寛解への道!

ここに素晴らしい事例をご紹介!

眼に「扁平上皮がん」ができ、手術をするも一週間で再発し、抗がん剤をすすめられるも断って、原因療法に取り組む選択をしたある飼い主さんと愛犬の物語をご紹介いたします。

現在も、飼い主さんの中には夢も希望もなく、「泣いて 悩んで 苦しい時期」をお過ごしの方もいらっしゃることでしょう。
でも、飼い主さんの辛さを愛犬・愛猫は察するので、できるだけニュートラルな状態にコントロール&維持していただきたいものです。

でないと、
「かあちゃん、オレがいると辛いんじゃないの?だったら…オレ…」
なんてことになったら、それはそれで望む結果ではないじゃないですか?

将来、「あの時のあの経験があったから、今の私がいる!」と胸を張れるように、今を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
そんな理由から、こういう「あきらめない飼い主さん」は本当に凄いなぁ!と思います。

扁平上皮ガン 2010.09.03

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10638381064.html

眼の盛り上がりは悪性腫瘍でした…

どうしていいかわからない 2010.09.08

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10642374850.html

突然のできごとに、さまざまな葛藤がうまれます…

サードオピニオン 2010.09.08

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10643018953.html

手術無事終わりました! 2010.09.24

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10657827678.html

ガン再発 2010.10.01

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10664755409.html

代替療法へ 2010.10.04

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10667059721.html

セミナー報告とちえの状態 2010.10.08

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10671334382.html

再発のガンとは別に
”気になっていた 目のふくらみが消えています。
どうしてだかわからないけど・・・”

代替療法1回目 2010.10.10

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10675114632.html

術後 1週間で再発宣告された米粒大のガンの膨らみは
宣告後12日目にしてゴマ粒大に!!

再発ガンどこよ!経過画像あり 2010.10.18

http://ameblo.jp/shien-shien/entry-10680142299.html

寛解!ついに やりました!! 2010.11.26

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10718301849.html

寛解といって良いでしょう。
ガンになった子で
こんなにきれいな状態になった子を
僕は 今まで 診た事がありません。
扁平性上皮ガンは
とても やっかいなガンなのに・・・。

ガンに勝った!◆ガン治療卒業◆ 2011.01.13

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-10766914314.html

皮膚もキレイにっ♪

こういう飼い主さんの覚悟や強い決意、努力で、「一般的に想定される結果」を変えられることもあるのです。
科学の大前提に【条件が変われば結果も変わる】があります。

お酒を飲んで赤くなる人もいれば、全く変わらない人おいるのと同じで、
【扁平上皮ガンだからこういう経過を辿り、何ヶ月以内に…】
みたいなモデル・ケースがあると誤解している方は少なくありませんが、「実際はどうなるか?」なんてだれにもわかりません。

予想通りになるかもしれませんし、
予想を遥かに超えて元気かもしれませんし、
突然…なんてことだってありえます。

ですから、実際の現場では「統計学的なデータはあるけど、いろいろな条件の犬や猫を集めて作成したこのデータに何の意味があるのかわかりませんが、参考にしつつ、臨機応変に対応しながら、最善を尽くします!」
なんですよね。

だから、「扁平上皮がんの治し方」などというものは実際は存在せず、「この子の場合どうか?」が基本なのです。
それを、飼い主さんも誤解して、「扁平上皮がんの治し方を知りたい」なんていう「存在しないものを探そうとする」から、悩みが深くなるという現実があります。

須崎動物病院では、原因療法の観点から、
「症状が出るのは、原因があるから」
「一旦症状が消えて再発するのはまだ原因が残っているから」
「同じ症状を繰り返すのも、まだ原因が残っているから」
と考えております。

原因が残っている以上は、今の症状だけを消しても、またそのうち形を変えたり、場所を変えたりして出てくる可能性がゼロではないと考えております。
表現型が変わるだけで、仕組みは一緒です。

だから、須崎動物病院では、「症状は消しませんが、原因は減らします。なぜなら、症状は必要かつ正常な反応なので!」とお伝えして、診療がスタートします。
症状を消してもいいのですが、症状が出る理由を減らさない限り、「再発」しちゃうんですよね…。
とは言っても、大多数の方は「扁平上皮がんの治し方」をお探しになるので、「なかなか真意が伝わらないなぁ…」ともどかしい思いになりますが、この飼い主さんの様に「背水の陣状態」になると、覚悟も決まって受け入れていただけるので、その通りにやれば、望む結果につながる「こともある」というわけです。
ですから、「今までと違うこんな話をご理解いただき、かつ実際に行動して下さり、さらに結果が出るまで取り組んで下さいましたこと、感謝いたします。」という気持ちになるのです。

当時、診療にお越し下さった他の飼い主さん方の中にも、
「あのブログの方のガンバリに勇気をもらいました!」
といわれたことがあり

このように、症状ではなく原因を探る診療(原因療法)をやってくると、今までとは違った視点ができ、できることが増えてくると「勝手に」思っております。

もちろん、「万能のツールはこの世に存在しない」ことは理解しておりますし、私も「全て解決できます!なんでもござれ!」などと思い上がった気持ちでいるわけでもございません。
今後もさらなる自己研鑽に努めるつもりでおります。

しかし、「今」腫瘍だ、ガンだと診断され、ネット上にある「がんは治らない」「ドンドン悪化していく」というネガティブな情報の影響を受けて、暗い気持ちになっている飼い主さんもいらっしゃるので、

数ある情報・可能性・選択肢の一つとして、なにか、飼い主さんが前向きに取り組めるようになる為の希望の光となるような情報を提供出来たらと思っておりますし、頭の片隅にでも入れておいていただけたらと思い、「たまたま偶然うまくいったケース」かもしれませんし、【n=1】ですが、可能性はゼロではないし、実際に「こんなケースがあった」ことをご紹介させていただきました。

【ちえのこと】あれから7ヶ月 2012.05.10

https://ameblo.jp/shien-shien/entry-11247301132.html?frm=theme

当院では、日々、様々な発見・気づきがございます。
その全てを記事として掲載する時間的な余裕はございませんが、これからも飼い主さんを勇気づける様な「こんなこともあります」情報を、コラムに掲載していけたらと思います。

飼い主さん同士が「前向きに支え合い、希望をもって取り組み、結果はゆだねる活動」の一助になれば幸いです。

追伸:どうしても気持ちが暗くなりそうになったら、こちらのページの一番下のリンク「サードオピニオン」から、上に向かって時間を遡って、26記事、読んでみてください。
きっと、気持ちに変化が現れると思います。

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