犬猫のてんかんの原因は頭に熱がこもりやすい体質!→熱を取る食材?

原因療法

三ヶ月前、
「てんかん」と診断された犬が連れてこられました。

なんでも相談した「東洋医学系」獣医師に
「頭に熱がこもりやすい体質だから、熱を取る食材を」
と言われたとか…

一見、納得出来そうなアドバイスですが、果たしてそうでしょうか?

そのアドバイスをした獣医師は、「体質」で思考停止しているのでは?
と私は思うのです。

原因療法的に大切なことは、

●僕が熱がこもる「根本原因」があって、
●それが何か?
●どこにあるのか?
●何を使ったら排除できるのか?

を探って取り除く事が大事だと考えます。


以前は僕も、「体質を判断して、適切な食材を…」
と、もっともらしいことをしていたのですが、
原因療法を身につけてからは

「今の体質を作り上げている理由」

を調べることができるようになったので、
「体質」のコントロールは対症療法でしかないとわかりました。

ですから、
東洋医学で「体質を探る」ことは大事と教わりましたが、
それはまだ表面的な対処…と気付いたのです。


そんなこんなで、根本原因を探って排除したら…
===
毎日起きていた発作は二週間後には出なくなった!
===
そうです。


私を含めて全てのアドバイザーは、自分がもっている視点、選択肢以上のアドバイスはできません。

で、だれでもですが、自分が今もっている視点、選択肢以外の視点、選択肢は
===
存在することすら気付かない
===
のです。


ですから、私は、自分以外の視点・選択肢をもつ方が登壇される勉強会に足繁く通うのです。そのために、年間一千万円は学習費用に計上しています。

===
学び続けて現状維持
自分の知っている事を絶対視して判断基準を作り上げたらそこで終わり!
つまり、慢心したら終わり!

===

そんな気持ちで、これからも慢心することなく、しかしチャレンジ精神を忘れずに、日々研鑽していこうと思っております。

わかった気になるのが一番恥ずかしいですから…

そして、新しい学びばかりして、復習や答え合わせをしないと、気が付くととんでもないことを判断基準にし、それに基づいた努力をし、結果的によかれと思ってやっていた事が「やる必要のないこと」ならまだしも、「絶対やってはいけないこと」だったことに診療で気付き、頭を抱えて後悔する方がほぼ毎日いらっしゃる現実があることも知っておいてください…。

「所詮素人考え…プロにチェックしてもらおうっ♪」

このように、定期的に、「自己流に勉強したこと」の「答え合わせ」も忘れずに行っていきたいものです!

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